高耐熱チューブ、クロス
ガラス長繊維を扱うアドフォース事業部では、アラミド、ガラス、バサルト、シリカファイバーを用いて高耐熱のチューブやテープ、クロスを製造しています。
350~1,200℃の高い耐熱温度を基に、熱源の熱損失を抑える断熱目的、振動や音を軽減する振動抑制、吸音目的、周囲の人や機器を守る安全・性能維持目的などに用いられます。
主な用途
・工業:アルミ、製鉄、ガラス業の炉や熱交換器の熱効率向上、耐火
・車両:エンジン、マフラーの断熱・吸音、EV電池の熱暴走対策
・防火:防火シャッター、客船の椅子、消防服、耐火金庫の基材
製品例 |
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チューブグラスファイバーやシリカファイバーを組みひもにてチューブ型にし、中が空洞のチューブタイプと充填したロープタイプを製造しています。 配管を覆ったり、炉の開閉部や隙間の気密性を向上して、熱損失を抑えます。 |
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テープグラスファイバーやシリカファイバーで織ったクロスをテープ状にしています。 炉の開閉部や隙間の気密性を向上し熱損失を抑えます。 |
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クロスグラスファイバーやシリカファイバーを織りクロス状にした上、様々な特殊コーティングを施しています。 耐熱性や耐摩耗性、引張強度を高め、工業・車両・防火用途に広く使われています。 |
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マットグラスファイバーをニードルマットにしています。 断熱材として船舶やエネルギープラントで使われるほか、産業用フィルターのろ材になる場合もあります。 |
主な用途 |
【アルミ、鉄、ガラスの溶融炉】 |
【ボイラー、熱交換器、オーブン】 |
【船舶のエンジン】 |
【自動車のブレーキ、燃料供給ライン】 |
【EV自動車の電池のモジュール間、セル間】 |
【スモークカーテン】 |
【消防服、消防用ブランケット】 |